ショットグラスに注がれたアブサンは透明でした。
「あれ?緑色じゃないんですか??」
マスターは「あれは合成着色料なんですよ。蒸留されれば
お酒は透明になります。」とのこと。
「もっともだ」
飲んでみたら、想像していた味ではありませんでした。
強くてどしーっとしたヘビーな味なのかな?って思っていたら
かろやかなハーブ酒というかんじです。
ちょっと油っぽくてクリーミーな味もします。
マスターはマーガリンみたいでしょって言ってました。
なんというか、にぎやかなきゃっきゃっっとした若さを感じました。
氷を入れると油分を水が反応して白くにごり、油膜が光を乱反射して
キラキラとてもきれいです。
あ、止まらなくなりそうだ、もうおしゃべりはここまでで(笑)
アブサンは成分のなかに向精神作用があるっていうんで、禁酒になるんですが
(地下では密造され続けてきた歴史もありますけど)現在復刻されたアブサンは
その成分は押さえられています。でも、楽しい味と美しさとお酒にまつわる歴史
で十分ハイになれるお酒だなぁーって思ったです。
そうそう。。。
これから一人でのみにいくんだーって言ったら事務所の人間に負け犬って言われました。
うるさいなぁー!いいだろ!!お酒は一人でも二人でも大勢でも楽しいものなんだよっ!